生き物とは無縁だと思っていた我が家、まさか爬虫類と暮らす日が来るとは!
猫や犬と暮らす生活に憧れはあったものの、どこか他人事のように感じていました。生き物好きの次男の影響で、川や池で捕まえた生き物を一時的に飼育したことはありましたが、まさか爬虫類を家族に迎える日が来るとは夢にも思っていませんでした。
次男は、去年のクリスマス頃から「トカゲが欲しい!」とサンタさんにお願いするほど、トカゲへの熱い想いを募らせていました。しかし、私は「トカゲを飼うなんて無理」と勝手に決めつけ、彼の願いを聞き流していました。今思えば、その前の年は公園でヤモリやトカゲ探しに夢中になっていたのですから、彼のトカゲ愛は本物だったのでしょう。
そして1年半後、ついにその日がやってきました。次男は貯めていたお年玉とお小遣いを握りしめ、「西アフリカトカゲモドキの赤ちゃんを飼いたい!」と宣言。私も夫も、特に反対する理由もなく、トカゲを家族に迎えることを決めました。
トカゲを連れての帰り道、私は「本当にトカゲを飼うことになるなんて…」とまだどこか現実感がありませんでした。ちゃんと世話できるのかという不安もありました。しかし、そんな私の気持ちとは裏腹に、次男はトカゲを抱え、嬉しさのあまりおしゃべりが止まりません。
まだ名前のないこの小さなトカゲ。生きたコオロギにカルシウムをまぶして、ピンセットで2匹ずつ与えるのが日課です。
こうして、我が家は予想外の展開で、トカゲとの生活をスタートさせました。この小さな家族が増えたことで、どんな変化が待っているのか、楽しみでもあり、ちょっぴり不安でもあります。
次回「大事件」につづきます
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